愛知県農業総合試験場様とサンサーモを用いて共同実験

愛知県農業総合試験場様と、サンサーモを用いて共同実験「豚の発情前後における 腟および腟前庭内の多点温度測定」を実施し、第117回日本繁殖生物学会大会で実験結果の発表が行われました。
ケーブル1本で容易に多点の温度計測できるサンサーモの特性を活かし、今後の畜産業の発展に資する有益な実験結果を得ることができました。
今回の実証実験の結果をもとに製品改良を進め、畜産業でのサンサーモのさらなる活用を目指してまいります。
http://reproduction.jp/NewHP/Meeting_J.html

サンサーモを用いた愛知県農業総合試験場との共同研究成果を発表

2023年度に愛知県農業総合試験場との共同研究「豚の腟内温度の多点測定による発情発見技術の開発」（一般財団法人畜産ニューテック協会令和5年度研究調査助成）を実施し、養豚産業における繁殖管理コストの低減に関する試験を行ってきました。その結果、サンサーモを用いて腟および腟前庭の各部位の温度変化を計測することによって、繁殖管理で最も重要な「発情検出」が可能であることが示唆されました（図１）。今回、その成果を第117回日本繁殖生物学会大会（発表名「豚の発情前後における腟および腟前庭内の多点温度測定」）で発表しました。

ケーブル1本で容易に多点の温度計測できるサンサーモの特性を生かし、今後の畜産業の発展に資する有益な試験結果を得ることができました。

今回の成果をもとに製品開発を進め、畜産業でのサンサーモのさらなる活用を目指してまいります。

図１　発情前後における腟と腟前庭の温度差の変化

　　　発情前～発情開始時に温度差が最低値を示すことが示唆された。

（図は令和5年度畜産生産に関する研究調査成果報告書（一般財団法人畜産ニューテック協会）から引用、一部改変）