ケーブル⼀体型多点温度センサ サンサーモ®

IoT、M2Mネットワーク構築のキーデバイス ケーブル⼀体型多点温度センサ:サンサーモ[SAN-Thermo]

生産技術、新素材、IoT、ロボット
温度計測・管理に革命!低コストながらメンテナンスフリー!
IoT、M2Mネットワーク構築のキーデバイス

三陽電工の独自製品、サンサーモ[SAN-Thermo]®は電線製造工程から生まれた「温度を計測できるケーブル」です。
直径5mmのケーブル内部に温度センサ(サーミスタ)を埋め込み、複数ポイントの同時温度計測を実現しました。
センサ数は1ポイントから最大40ポイントまで、ケーブル長は100mまで自由自在。さらにポイント数やケーブル長に関わらずケーブル外径は5mmのまま!

一度敷設すれば常時給電・信号受信が可能で電池交換の必要はなくメンテナンスフリー。
コスト面でも熱電対タイプ、無線タイプと比較し低減が可能です。ケーブル単体のほか、インターフェース装置、基本ソフトウェアもセット販売します。

特許第6185684号

アプリケーション例

原理図

製品特⻑

従来の多数の温度センサを無線で接続する⽅式、複数の熱電対を変換器、伝送装置を介してネットワーク化する⽅式などは、設置・電源工事の複雑さ、複数個必要となる無線⼦機、熱電対変換器や伝送装置によるコスト増、などの問題がありました。
三陽電工のサンサーモ®は基本ソフトウェアをインストールしたPCにインターフェース装置をUSB接続し、測定箇所にセンサ内蔵ケーブルを敷設するだけで使用可能。他⽅式のような無線機器や伝送装置、中間部への電源の供給などは⼀切不要です。無線式、熱電対式に比べ大幅なコストダウンも実現しました。

  • 外径5mmの細径ケーブルに温度センサを内蔵。細径で美観を損なわず、軽量のため敷設も簡単。
  • ケーブル外径、センサ数、ケーブル長はお客様のご希望に合わせたカスタム設計が可能。
  • セット販売の場合、PCのUSBによる常時給電、信号受信が可能。電源設置工事、電池交換、日々のデータ収集作業が不要でメンテナンスが容易。
  • PVCシースによるケーブル状のため、屋外や低温など過酷な環境にも対応。
  • 湿度、振動、ジャイロなどサーミスタ以外のセンサを接続することで他の測定用途とも複合化できます。お客様との共同開発も可能です。
  • 受注は1本から。熱電対タイプ、無線タイプと比較し低コストでの導入が可能。

標準仕様

  • ケーブル外径:≦ 5 mm
  • 実装センサ数:≦ 40ポイント
  • 敷設距離: ≦ 100 m
  • 測定温度範囲:-40℃〜+105℃*1
  • センサケーブル設置温度範囲:
    -40℃〜+105℃*1
  • I/Fボックス設置温度範囲:0℃〜+60℃*2
  • センサ部電源:USBより供給
  • モニタ機能:リアルタイム/ロギング可能
  • アラーム機能:高温/低温異常値設定可能

*1:材料を変更し高温側にシフトした-25℃〜+125℃対応も可能です。*2:この温度範囲を超える場合は特別仕様になりますのでご相談下さい。
*このパンフレットの内容は2017年10⽉現在のものです。商品の仕様、型番等、すべての内容は予告無しに変更させて頂くことがございます。予めご了解下さい。

お問い合わせ・資料請求は

ケーブル⼀体型多点温度センサ サンサーモ®へのお問い合わせ・資料請求などありましたら、お気軽にご連絡ください。

048-441-0331(戸田工場代表)

受付時間 : 9:30~18:00

ページ先頭へ