よくある質問

お客さまからいただく三陽電工に関するよくあるご質問をまとめました。

カスタムケーブルを依頼した場合、開発費、設計費はかかりますか?

開発・設計費は頂いておりません。但し、特殊形状のため治具・金型等が必要な場合はご相談させて頂くこともございます。

最小ロット(長さ、本数)はどれくらいですか?

カスタム設計品でも最小100m程度から製造致します。リピート発注の有無は問いません。但し、試作や製造設備の調整(条件出し)のためにそれ以上の長さの製造を行いますので、多少割高になる点はご了解下さい。詳しくは弊社営業までお問い合わせ下さい。

特殊用途のケーブルは全てカスタム設計になりますか?

必ずしもそうではありません。特殊電線を専門とする弊社は1948年以来5000設計を超える製造実績があり、お客様のご要望を伺ったのち、まず過去の設計書を検索致します。そこで一致するものがあればその設計で対応。類似のものがあればそれをベースとしたカスタマイズで対応致します。ここが特殊電線専門の弊社の強みです。

納期はどれくらいかかりますか?

個々の設計、在庫、工程の負荷状況によって異なります。即納可能なものから2、3週間必要なものにわかれますので弊社営業までお問い合わせ下さい。

コネクタ端末加工もお願い出来ますか?

もちろんお請け致します。ケーブル設計の時点でコネクタ付ケーブルとして最適化されたケーブル構造・材料を検討。さらにコネクタ取付時にも電線の仕様、特性を最大限に活かした正確かつ高品質な加工作業を行います。またケーブル製造からコネクタ取付まで弊社内での一括受注となりますので、余計なコストがかからずリーズナブルです。

技術的な相談、評価実験なども可能ですか?

お任せ下さい。ケーブルの細径化、軽量化にはじまり、雑音の多い場所での高速伝送、シールドや接地方法について、端末加工や吊り下げ、係留、牽引等について、電線メーカーならではの材料や構造、電気特性に基づく数々のソリューションをご提供しております。また社内に品質・評価グループも持ち、お客様と共同でさまざまな評価実験も行っております(費用等はご相談にて)。

電線以外の製造もお願い出来ますか?

製造設備の問題、許認可の問題等がありケース・バイ・ケースですが、弊社工場の設備で製造可能な製品ならば検討させて頂きます。線状材料の撚り合わせ、編組加工、樹脂被覆等が可能です。詳しくは弊社営業までお問い合わせ下さい。

技術面で三陽電工が得意な構造は何ですか?

特に編組シールド工程について充実した体制を整えています。社内に編組機を計27台(16打7台、24打8台、兵隊型16打5台、24打7台)保有しています。また横巻編組、テープシールドも行っております。素材は銅線だけでなく、エナメル線、ケブラー、鉄線(一部協力会社に委託)など様々な素材に対応しています。電磁波やノイズからの遮蔽を高め、高品質、長寿命な電線・ケーブルの製造に生かしております。

三陽電工が他の電線メーカーと比較して優れている点は何ですか?

お客様の利便性を最優先に考えたご提案をしております。前述のとおり、特に小ロット、短納期についてはご要望にできるだけお応えできるよう努力しています。また、電線・ケーブルはもちろん、端末加工にも力を入れています。コネクタ、ハーネスの設計に長けた技術者を採用し、性能の向上、コストダウンなど総合的なご提案をさせて頂いています。さらに端末加工は社内に専属のスタッフがおりますので、一括でご用命頂ければお客様の発注のお手間を軽減できるかと思います。

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